前回も書かせていただきましたが、今回の試験問題は今までに比べるとかなり難しかったです。

とりあえず今回の問題を一通り解いてみました。

もちろんなんとか解けるのですが、問題によっては自信がないものもありました。

難問は本当に、こんなの習っただろうかと不安になるものもありましたし、

教科書で確認してみたところ、重箱の隅的に、欄外の小さな文字で書かれた部分から出題されていたりしました。

 
今回の問題を全て解いたあとに、さらに去年のものも一通り解いてみました。

その次に一昨年のものを全問と、3年分の問題を解いてみました。

そして、その3年分の問題をひとつひとつ、教科書で確認してみたんですね。

そうすると、確かに難問は難問として出題されてはいるものの、

基本知識が付いていれば解ける、という問題も多くありました。

 
難易度というものを簡単に3段階ほど設定してみて分析したのですが、

初級、中級、上級として、上級が「難問」というように判定してみました。

すると確かに今回が一番、難問の数が多かったです。やはり。

そして、残念ながら初級の問題は少なくなっていたんですね。

中級はなぜかあまり変動がなかったです。

 
ただ、初級のものは激減したかというと、そうでもありませんでした。

教科書の重要部分を押さえておけば解けるというのが「初級」の扱いですが、

初級を身に着けていれば結構カバーできると思います。

と、このような結論に達したんですね。

 
さらに詳しい分析は、簡単なデータを出しつつ、レポートとしてまとめてみましたので、こちらをご参照いただければと思います。

■ますます難しくなる「はり・きゅう国家試験」に、どう立ち向かうか?
http://ahaki.net/archives/lp/m1

 
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