鍼灸師の免許を取得するには、国家試験に合格することが必須条件です。
はり師・きゅう師の国家試験は毎年2月の最終日曜日に開催されているのですが、
今年は2月25日に開催されました。
試験問題は、共通科目として140問が出題されます。
そしてそれプラス「鍼理論」が10問、「灸理論」が10問です。
共通140問と鍼理論10問の合計150問のうち、6割正解すれば合格となり「はり師」になれます。
同様に、共通140問と灸理論10問の合計150問の6割正解で「きゅう師」になれるんですね。
ですので、鍼灸師になるには実際には二つの試験に合格しなければなりません。
場合によってはどちらか一方だけ合格というケースもあるんですね。
それで、試験問題を見させてもらったのですが、その難易度アップにびっくりしました。
国家試験対策のお仕事もさせていただいているので、毎年、試験問題は気にしていました。
しかし今回の国家試験は、今までで一番難しいのではないかと思うくらいに難問が多かったです。
一通り解いてみて、ちょっと分析してみようと思います。
その調査結果を後日またご報告させていただきます。